金沢や富山にまつわる市街地の開発・再開発情報、街並み・景観にまつわる写真などを掲載しています。
戦後70年ということで、金沢に眠る戦争遺跡を特集しています。
今回は旧第九師団長官舎です。
大正11年建築の建物です。第九師団が設立された明治31年から20年余り後に建てられた建物です。保存状態も良好です。
師団長の官舎は立派なもので、当時の建築の意匠がいたるところに残っています。
5年前くらいまでは、広坂休憩館として一般開放されていました。そして、石川県立美術館別館となり会議場として使用され、現在は美術館の修復工房として戦後に増築された部分を壊し、再増築中です。
煙突もありますね。
第九師団司令部跡の建物同様、木材がピンク色に塗られています。
裏庭の様子です。芝生張りで寝転がると気持ちよさそうな感じです。
こういった師団長の官舎は全国に5か所残っているそうです。