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「金沢を歩く」を読みました

山出保の著書 「金沢を歩く」 を読みました。

まずは、山出氏について。山出保は元金沢市長で、金沢市長を1990年から2010年まで5期20年間務めた市長です。特に、景観保全・伝統継承・美しい街づくりに力を入れ、「もてなしドーム・鼓門」「金沢21世紀美術館」「鈴木大拙館」「金沢市民芸術村」「屋外広告の規制」「金沢職人大学校」「せせらぎ通り(鞍月用水の開渠化)」「重伝建登録」・・・(言い出すとキリがないのでこの辺で)。などは山出氏がいなければ今は金沢に実現・存在しなかったかもしれません。市長が金沢の新たな骨格を形成したと言っても過言ではありません。

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(桜坂から見た金沢市街)

 

山出氏の去年出版した新書「金沢の気骨」は山出氏が金沢市長だった20年にわたる長い間、どのように政策・事業を実現・成功させてきたのか、その政策や事業の裏側などが書かれていて非常に面白い1冊でした。そして、山出氏がいかに金沢に対してアツい人であったかを思い知りました。

 

そして、2014年7月に「金沢の気骨」に続く2作目である「金沢を歩く」が出版されました。

ネタバレしない程度に紹介します。

4部構成で構成されています。

第1章は、金沢駅から金沢の街を山出氏が経緯とともに説明されています。少しだけ「金沢の気骨」で紹介されている部分もありました。しいのき迎賓館や21世紀美術館、もてなしドーム・鼓門や鈴木大拙館など山出氏が取り組んで実現した代表的な建築物・構造物が成功を収めるまでの経緯などか書かれているので大変興味深いです。さらには、金沢城や兼六園といったエリアも金沢の歴史を踏まえながら山出氏の視点で案内されています。

説明下手の私としては、このように街の魅力を伝えられたらいいなと思うくらい、金沢の街を歩くのが面白い、歩いてみたい!という気にさせてくれます。

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(もてなしドーム・鼓門)

 

第2章は、金沢という街の成因から現代までの歴史を紐解きます。大きな歴史年表の上を歩いているようで、金沢をさらに深く知ることができます。金沢は多層構造の都市「バウムクーヘン都市」と言われます。多層構造になった理由がこの第2章を読めば明らかになると思います。

 

 

第3章は、金沢の伝統、職人にスポットを当てて紹介しています。金沢の伝統工芸と言えば金箔や加賀友禅が有名ですが、加賀藩の頃から長い伝統を持つ職人、それ以外にもお菓子や野菜をつくる職人など、金沢は職人の街だということを改めて知ることができました。近年は職人が減ってきています。そういった中で、職人を増やす取り組み(=伝統継承)なども紹介されています。

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(金沢城 石川門)

 

第4章は、現在の取り組みや山出氏の市長時代の政策とともにこれからの課題が書かれて締めくくられています。

 

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(せせらぎ通り商店街)

 

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(八坂から見た卯辰山)

 

第1章から内容が興味深く、面白くて私は寝る時間を惜しんでスラスラ読んでしまいました(笑)金沢好きな方はもちろん、老若男女、だれが読んでも解かりやすく金沢について書かれています。個人的には、金沢を歩く前に一度読んでおきたい本だと思いました。読むだけで、観光ガイドに固執されたただの観光都市という視点が変わってきます。観光ガイドはお店がメインで書かれていますが、観光地についてはそこまで深く書かれていませんし、第一、”観光地”と呼ばれないエリア、観光ガイドに載ってないエリアこそ本物の金沢を体験できる場所だと思います。だから一度、「金沢を歩く」を読んで、金沢を様々な視点から学び、理解したうえで歩くことをおすすめします。


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