金沢や富山にまつわる市街地の開発・再開発情報、街並み・景観にまつわる写真などを掲載しています。
富山第一銀行 本店
富山第一銀行は、富山市に本店を置く第二地銀です。
富山第一銀行本店は、2015年6月8日から、総曲輪2丁目の現本店から西町の再開発ビル「TOYAMAキラリ」に移転することが決定しているため、現在の本店が本店ではなくなる前に撮影しました。
富山第一銀行本店の建物は、一見、戦前から残っている美しい銀行建築に見えますが、実は1951年(昭和26年)建築の戦後の建物です。
南側はこんな感じです
裏側は装飾等はありませんが、真っ白な美しい建物です。
西側の様子。石柱が上へ伸びる姿は、戦前の銀行建築を引き継いだような重厚的な銀行建築です。
ちなみに、この建物を建てる際にモデルになったのが、東京丸の内にあった「第一銀行本店」だそうです。第一銀行本店の建物は現存しないものの、その意匠を引き継いだ建物は今も富山に存在しています。
ちなみに、設計施工は富山のゼネコン 佐藤工業です。
こちらは北側の様子です。
正面入り口です。北陸にもこのような銀行本店があるとは知らなかったです。
扉には装飾もあります。
御影石がふんだんに使われた正面は大変贅沢な作りとなっています。
アーチも美しいものです。
照明もオシャレです。
戦後の銀行建築でここまで戦前に建てられた銀行の意匠を引き継いだ建築は初めて見ました。
とても貴重な建物なので、本店移転後も何か活用されればと思います。
JR福井駅前に恐竜がいる!と話題なので、先月末にJR福井駅前へ行ってきました。
ごらんの通り、福井駅前は恐竜にジャックされています!!
駅舎には恐竜が書かれた大壁画、そして、実物大の恐竜が実際に首が動いており、時折「鳴き声」が聞こえます。
左から、フクイラプトル、フクイサウルス、フクイティタンで、いずれも大昔に福井県に生息していたものということです。恐竜の皮膚の色は空想のものとのこと。
フクイティタンは高さ6mあり、大変迫力があります。
背景の大壁画も、45m×10mあり、その時代に迷い込んだみたいです(笑)
下には恐竜の解説があります。家族連れに特に人気でした。(特に子供は興味津々)
ガラスがアクセントの近代的な福井駅に恐竜がいるという不思議な光景(笑)
そして、福井駅舎の地上付近には3Dの恐竜アートがあり、こちらもかなりリアルです。
まるで異次元への出入口のようです。福井駅の壁から今にも飛び出してくるような雰囲気です!
そして、福井県のゆるキャラ ラプトくんがベンチにいました。
かわいいですね^^
中2階にもラプトくんとジュラチックのメンバーと記念撮影できるスペースがありました。
福井駅が開業してから、これと言って何も福井らしさがなかった福井駅前ですが、恐竜を前面に押し出した駅前に生まれ変わり、話題性も抜群です!
この勢いで、駅前にヤシの木やシダ科の植物を植えて、ジュラシックパークみたいにしても面白いと思いました。