金沢や富山にまつわる市街地の開発・再開発情報、街並み・景観にまつわる写真などを掲載しています。
いつも、金沢について、ああしたほうがいい、こうしたほうがいいとブログに書いたりしている私ですが、最近は金沢の交通政策について考えています。北陸新幹線開業後から金沢では中心部で大混雑が続いており、「バスに乗るのが大変」「1日乗車券の使い方が分からない」などの声を聞きました。たまには観光客の視点になって金沢を観光してみようじゃないかというわけで、北陸鉄道の「城下まち金沢周遊1日フリー乗車券」を使って、花見に出かけてみました!(・・・といっても今回は桜の写真がメインでないのでこの記事では桜の写真が1枚も登場しません(笑))
是非、ゴールデンウィーク等に旅行を考えている方も読んでいただけると嬉しいです。
まずは、金沢駅東口の北陸鉄道の窓口へ向かいました。
他にも以下の窓口で購入可能とのことです。金沢市内のホテル窓口でも購入できるところがあります。
北鉄駅前センター (金沢駅東口バスターミナル1番のりば近く)
北鉄グループ案内所 (金沢駅東口バスターミナル7番のりば近く)
片町サービスセンター (片町<パシオン前>バス停近く)
北鉄バスサービスセンター武蔵エムザ店 (めいてつ・エムザ1階 黒門小路)
兼六園下サービスセンター (兼六園下<小将町方面>バス停近く、日・祝日休業)
「1日フリー乗車券お願いします」と言い、500円支払うと、フリー乗車券とパンフレットが手渡されます。
フリー乗車券の裏面はこんな感じで、金沢市中心部の路線バス200円均一区間及び、「兼六園シャトル」「城下まち金沢周遊バス」で利用できることが書かれています。
この、フリー乗降範囲を見てみると、金沢の観光地のほとんどをカバーしていることが分かります。
北は、ひがし茶屋街のある橋場町、南は寺町界隈の寺町3丁目、沼田町(あまり利用しない)、野町等々・・・
パンフレットを広げると周遊バスの路線が金沢市中心部の地図に色別に示されています。
バス停が散らばっている、兼六園下や武蔵が辻、香林坊などのバス停の詳細地図も示されていました。
裏面には時刻表が周遊バスごとに示されています。
そして、このフリー乗車券の特徴はこの券があれば金沢市の一部の文化施設に団体料金や30~100円引き等で入場できます!
というわけで、ここまでをまとめると
という券なんですね。
よく勘違いされる方は、兼六園シャトルや城下まち金沢周遊バスしか乗れないと思っていることです。この券さえあれば路線バスにも乗れるので、金沢駅から武蔵が辻(近江町市場)や香林坊、兼六園方面は5分待てば1本は来るはずです。
逆に、100円バスの「まちバス」や「ふらっとバス」、「定期観光バス」、「JR西日本が運行する路線バス」は乗り放題の対象ではないのでご注意ください!
さて、さっそく寺町寺院群まで移動したかったのでバスに乗ろうかと思いきや…
大行列です!
金沢駅東口のバスターミナルは路線バス発着場にも「兼六園ゆき」「ひがし茶屋街ゆき」のサインが増えたものの、これだけ人がいると大変ですね・・・
個人的なおすすめは、兼六園に行きたい場合、兼六園行きのバスの行列には並ばずに8番、9番のバス停で香林坊を通るバスを探して、香林坊で下車して兼六園まで歩いたほうがいいかもなんて思ってます。(そんなことできるのは金沢に何回も訪れている方だけかもしれませんが)
でも見ているとバスが1台来ると予想以上にバスに人がたくさん入れるのであっという間に一時的に行列は少なくなりましたよ。でも並ぶことが好きではない私は、早くバスが来てほしいというのでイライラしました(汗)私の場合は待ち時間で歩いて近江町市場までは行けたかも・・・(笑)
まあなんとか乗車し、野町広小路バス停で下車しました。
寺町・犀川沿いを散策した後、香林坊、金沢城、兼六園と歩きました。
途中、石川橋で見た光景は、兼六園下バス停でも行列が・・・
うーむ、これ晴れてたからいいけど、雨降る中これだったらぞっとしますね。
香林坊(日銀前)もそうですが、バスシェルターの拡大をお願いしたいところです。
雨が多い金沢では、あんな小さい屋根では普通に濡れてしまうしねぇ・・・。
兼六園から21世紀美術館へ。
そして、広坂・21世紀美術館のバス停でバス待ち。
最初は路線バスで広坂・21世紀美術館からひがし茶屋街のある橋場町へ抜けたかったのですが、北陸鉄道の路線バス検索してみると該当するものが見つかりませんの文字が・・・仕方ないなと思っていると、「城下まち金沢周遊バス」が到着。21世紀美術館からひがし茶屋街への最短距離のバスです。
しかし・・・!周遊バスは既に乗っていた乗客が多く、21世紀美術館前で並んでいた乗客全員が乗れるほどバス内に余裕がなく、順番の後ろの方だった私は乗れない・・・
と思ったその時、再び「城下まち金沢周遊バス(臨時)」が到着!こちらは乗客も少なく、助かりました。その後、城下まち金沢周遊バスは2両くっつくように走行。連接バス程度のキャパがあれば楽だろうなと思いながら橋場町で下車。
ひがし茶屋街を観光し、再び、城下まち金沢周遊バスで金沢駅へ向かいました。
バス内は外国人観光客が沢山いました。どこ行くかわからない路線バスよりも単純明快な周遊バスに乗るのは当然ですよね。
そして夜は、金沢駅から香林坊、香林坊から橋場町、橋場町から香林坊へそれぞれ路線バスを乗車しました。(北陸鉄道路線バスのアプリのおかげで助かりました。)
結果的にバスには6回乗車したので1日フリー乗車券が役に立ちました^^
・・・というわけで、1日フリー乗車券のメリットは
反対にデメリットは
といった感じでしょうか。個人的には大変使いやすいものでした!しかし、観光客の立場になると金沢には周遊バスが多すぎるのと、城下まち金沢周遊バス自体もボンネット型車両から路線バス仕様のものまで様々あるため、どれ乗ればいいんだ!?と思ってしまうかもしれません・・・。
これから、観光客のピークと言われるゴールデンウィークが待ってます。
先日訪れた際は観桜期ということもあり人が多かったこともありますが、バス待ちの大行列があちこちで見られました。だからGWは少しでも行列を無くすためにバスの限界までの増便に努めていただきたいです。(本来なら中心部のマイカー規制も考えるべきです)
中長期的な視点で見ると、このままではバス待ち大行列で大分精神的ストレスもたまるので、新交通システムの導入を早期に導入してほしいです。バス停ではなく”駅”が中心部にあると、国内の観光客のみならず、外国人観光客にとっても明らかに分かりやすいと思います。
金沢市中心部の慢性的な渋滞にはまらず観光地や中心部へピストン輸送できる交通機関が誕生すれば金沢の街も印象も大きく変化することでしょう。
松川べりの夜桜を見てきました!
松川べりの桜は見たことがありましたが、夜桜は初めてでした。
こちらは神通川寄りの松川べりです。人気も少なく照明も抑えられています。
そして、富山県庁付近へ行くとこんな感じです。
川面に反射する桜が美しいこと…
訪れた日はほぼ満開でした。少し寒かったです。
夜でも桜は輝いていました。
HDRで加工。松川べりの静けさ・・・実は動けないほど人が沢山いました(汗)
桜を取り囲むようなぐるぐるショット
ちょうどこの日は、ただの花見ではないんです。
なんと、皆既月食が見れる日でした!
次に皆既月食が見られるのは3年後、皆既月食と桜が同時に見られるのは17年後ということもあり、かなり貴重なものとなりました。
富山市庁舎と桜
松川では遊覧船も運航しています。
皆既月食と桜。
満月だった月がここまで欠けました。
この後、月が一時的に地球の陰に隠れ、無くなりました!
そんな天体ショーを見ながら、夜桜を見るのもなかなか良かったです。
サザエさんは、日曜夜18:30分から放送していて、国民的アニメとして定着しています。
なんてことは説明もいらないですよね(笑)
サザエさんの2015年春・夏のオープニングは富山県の各地をサザエさんが観光するストーリーとなっています。(実は、平成19年、20年にわたってサザエさんの秋・冬のオープニングに富山県をサザエさんが訪れていたらしいです。(http://www.city.toyama.toyama.jp/kikakukanribu/kohoka/toyamanokankochi.html))
そのオープニングの冒頭でサザエが言う「サザエでございまーす!」の時に出てくるのが、呉羽山から見た桜と富山市街地と新幹線です。
その画像がこちら↓(富山テレビ BBT)
(http://www.bbt.co.jp/bangumi/sazaesan/index.html)
そこで早速、聖地巡礼をすべく呉羽山に直行!
呉羽山に到着!
立山連峰に桜、市街地とロケーション的にはこんな感じかな。
しかし、インテックのタワートリプルワン(111mのビル)と剣岳の位置が微妙にずれてますね。
神通川橋梁の角度的にはこれでばっちりなんですが、やっぱり橋梁と市街地の縮尺がオープニングでは改変されているため、ピッタリのアングルを探すのが難しいです。
しかも、呉羽山展望台ではオープニングにみられた桜の木が両側に2本ある光景は撮影不可能です。
そこで、呉羽山展望台近くの斜面から撮影。
ここからだと、木の枝が邪魔なものの、両サイドに桜が重なる光景が見れました!
・・・というわけで?
【個人的な結論】 サザエさんOPに登場する呉羽山からの景色は呉羽山展望台付近の斜面から見たものである
ということが分かりました。
なんせ、縮尺がバラバラなのでここだ!と思う場所がなかなかなかったです(汗)
・・・まあ、そのようなアングルにとらわれず、呉羽山展望台からの眺めはどこを切り取っても美しいものです。
最後に、呉羽山展望台 桜の広場から見た様子です。
北陸新幹線と桜が撮れる名所としても今後知られていくかもしれませんね。
神通川周辺の桜を撮影してきました。
神通大橋と桜並木です。
自転車が春のスタートダッシュを感じさせます。
富山大橋近くの緑地へ・・・
ここは昨年秋にもしかして桜並木?と思い、目を付けていた場所です。
予想通り、とってもきれいな花を咲かせ、市民を中心に花見をしていました。
ちょっと風が強く、マクロの撮影は難しかったです。
満開の桜に青空と、気持ちの良い一日でした。
桜のトンネルがきれいでした!
モコモコの桜の花たち
太陽に向かって咲いています。青空と映えますね~
最後に、富山大橋を渡る、市電と満開の桜!!
あまり見ることのない新鮮な写真かなと思います。
富山もこのほか、環水公園、松川べり、呉羽山など桜の名所が沢山あります。
今年は環水公園の桜は見れずじまいだったので、また来年ですね^^