金沢や富山にまつわる市街地の開発・再開発情報、街並み・景観にまつわる写真などを掲載しています。
今年も1年間、ブログを読んでくださった方。そして、コメントをくださった方。
本当にありがとうございました。
今年は、4月に富山に住むことになり、8月にAmebaブログからFC2ブログへの移行という大きな変化があった1年でした。
来年もよろしくお願いします!!
10月25日、富山駅北にある都市公園、環水公園で、「環水公園アマノガワ2014」が開催されました。毎年恒例だそうですが、私は初めて行きました~
シンボルツリーが美しいです。その周りにある青い球は「いのり星®」と呼ばれる、LEDを光源とした光の球です。水面には12000個浮かべているそうです。なんと幻想的な!
上から眺めてみましょう!今年、ノーベル賞受賞で話題になった、青色LEDの輝きが幻想的です。
この「いのり星®」は900円で一般参加者も放流することができます。特にカップルの方が多く、どんな祈りを込めて放流したのでしょうか^^
ずっと眺めていても飽きない美しさです。ここが富山であることも忘れるくらいです・・・
玉ボケイルミネーション
環水公園は多くの人でにぎわっていました。カメラマンの方も沢山いましたよ。
天文橋もライトアップされてます。
環水公園アマノガワの開催時間は、いのり星®を放流した方だけ、天文橋からの眺めを見ることができました。
環水公園の木々も色づき、アマノガワとともに素敵な空間を演出していました。
天文橋付近から見た「環水公園アマノガワ」の様子です。
左側にあるのが、”世界で最も美しいスタバ”と称される、スターバックスコーヒーです。
ここのスタバのオープンカフェからの眺めもいいだろうなぁと思い、向かおうとしたら、天文橋は通れないわ、スタバも激混みだわということであきらめました。
環水公園アマノガワへ初めていきましたが、水に浮かぶ光の球がゆらゆら動いているのがとっても幻想的でした。いのり星®が放流されるのはこの1日のみというのがもったいないくらいです。また来年も行きたいと思いました。
金沢城秋の段を見に行きました。
上の写真は、金沢城 五十間長屋と菱櫓です。
金沢城は白い城なので、あまり露光時間が長いと白とびしてしまうので撮影が難しいです。
こちらは河北門です。
金沢城三御門の一つで、2010年に復元されました。
威風堂々とした門は、夜も迫力がありますね。
河北門と菱櫓・五十間長屋を絡めて・・・
夜に浮かび上がる金沢城は息をのむ美しさです。
鶴の丸園地から見た橋爪門続櫓です。
夜に浮かぶ逆さ金沢城を見ることができます^^
そして、初めてだったのが、夜の本丸園地を歩くことです。
所々に照明があるのですが基本的に真っ暗な場所も多いので、鬱蒼とした真っ暗な森を歩くスリルも味わえました(笑)
上の写真は本丸園地の赤・黄・緑のイロハモミジです。3色揃ってきれいでした。
夜の石垣と紅葉・・・
昼の金沢城も素晴らしいですが、夜の金沢城は城や石垣が浮かび上がるように際立つので、昼とは全く違った姿の金沢城が見られますよ。
実は、この日は20km歩いているのでヘトヘトというか足が激痛だったんですが、紅葉とライトアップで少しは癒されました(笑)
兼六園ライトアップ秋の段 紅葉編です!
兼六園の紅葉スポットと言えば山崎山!ということで、山崎山へ・・・
イロハモミジも夜は夜で美しいです。
兼六園・山崎山の紅葉ライトアップ
まるで一面レッドカーペットを敷かれているような、言葉が出ないほど美しかったです。
上を見上げると黄色の紅葉が照らされて浮かび上がっていました。
もちろん赤い紅葉もです^^
また来年行きたくなる兼六園ライトアップでした。
以上で、兼六園ライトアップ秋の段の模様を終わります。
兼六園ライトアップ秋の段を見に行きました
今回は雪吊り編です。
雪吊りは木々の冬支度と言ってもよいでしょう。北陸の冬が始まることを告げる風物詩となっています。
唐崎松のライトアップ
紅葉と組み合わせるのもいいんですよね~^^秋ならではです。
雪見橋・七福神山周辺の雪吊りです。
円錐形の雪吊りが芸術的です。
根上松も雪吊りされています。
霞が池のライトアップ
紅葉に囲まれて…栄螺山(さざえやま)から見た唐崎松の雪吊りです。
ザ・兼六園といった光景ですね^^
唐崎松が瓢池に映っているのもまた良いですよね~
日本最古の噴水です。雪吊りと絡めました。
次回へ続く・・・
鈴木大拙館の紅葉も見に行きました。
鈴木大拙館は世界的・仏教哲学者の鈴木大拙の考えや足跡を広く国内外の人々に伝えるための施設として2011年に開館しました。
設計は、世界的建築家 谷口吉生氏です。谷口吉生氏は、金沢出身の世界的建築家谷口吉郎氏の息子で、ニューヨーク近代美術館や葛西臨海水族園など多くの建築を手がけています。
ちょうど、この日は金沢市民芸術村で開催中だった「谷口吉郎・谷口吉生展」を見に行って”谷口建築”に浸っていると、なんと!偶然、谷口吉生氏にお会いすることができました。
家に帰って調べてみると、学生の建築コンペティションイベントの一環で、谷口氏が市民芸術村に来ていたとのことで、私はそんなことは全く知らずに行って、お会いできたので本当に感激でした。
そして、鈴木大拙館や片山津温泉街湯の模型の前で、谷口氏が建築に込めた思い・経緯などを話され、大変勉強になりました。普通は講演会等でも聞けないようなお話を聞けたりして充実した日になりました。
谷口氏曰く、鈴木大拙館設計にあたって、コンペもなく金沢市から直接依頼されたこと、金沢は所縁のある地だということ、谷口吉生氏の父にあたる金沢市出身の谷口吉郎氏と比較されることなどを考えると、とてもプレッシャーのかかった建築だったと仰っていました。
そして、鈴木大拙の生誕の地に近いのでなるべく当時の景観を残したようです。
借景の本多の森の紅葉が美しいですね。鈴木大拙もこの美しい紅葉を見ながら育ったのでしょうか。
谷口氏が仰っていた「建築は”うつわ”である」という言葉がそのまま伝わりますね。
うつわが目立ちすぎてはならない、作品を引き立てる建築にこだわった鈴木大拙館。まさに鈴木大拙館が”うつわ”となり、周りの景観も引き立てていますね。素晴らしいです。
さりげなく施されている、雪吊りも美しいですね。
鈴木大拙館の大きな壁です。奥には展示室があります。
ここからは展示室が見えないように工夫されています。屋根から滴る水は波紋となり広がっていきます。
ほとんど、紅葉関係なしに、鈴木大拙館について書いてしまいました。
夜の鈴木大拙館もおすすめとのことなので、また都合が合い次第、撮ってきたいと思います。
さて、松風閣庭園の紅葉です。
松風閣庭園は江戸時代初期に作庭された庭園で、庭園の周りにはかつて加賀藩家老本多家の下屋屋敷がありました。ちなみに隣接している松風閣はかつて上屋敷(出羽町周辺)にあった「旧広坂御広式御対面所」を移築したものです。
北陸放送の所有している庭園なのでこれまでは年に数回、一部の人しか入ることができなかった庭園でしたが、2011年に鈴木大拙館が開館したことを機会に、一部エリアの一般公開が始まりました。
松風閣庭園の紅葉です!紅葉の時期は初めての訪問です。
見事に色づいています!
足元には落ち葉のじゅうたんが広がります。金沢でも指折りの池泉回遊式庭園となっています。
左側にちょこっと写っているのが松風閣です。
雪吊りも美しい・・・
一般公開されている中でも一番奥の場所から眺めた松風閣庭園です。
せり出したモミジ、鴨も紅葉を見ながら(?)優雅に泳いでます。
いつまでも眺めていたい光景です。
金沢の紅葉撮影でも最も楽しみにしていた松風閣庭園。期待を裏切らない素晴らしい紅葉でした。
尾山神社の紅葉を見に行きました!尾山神社は金沢の中ではメジャーな紅葉スポットかもしれません。今回は、尾山神社というよりも隣にある、尾山神社神苑の紅葉を取り上げます。
尾山神社の摂社である、金谷神社と紅葉
苔と紅葉の組み合わせは個人的にかなり萌えますね!
尾山神社神苑は金沢の庭園の中でも
ひとひら
赤と黄色に染まったモミジもいいですよね。
水辺にはたくさんのモミジの葉が落ちていました。
桜は満開の時はもちろん美しいですが散り行く姿や散った花弁もまた美しいですよね。
紅葉にも同じようなことが言えると思います。日本人の心ですねぇ。
満天星ツツジ(ドウダンツツジ)も真っ赤に色づいていました。
神苑の池と紅葉。尾山神社は七五三の時期と重なり、多くの家族連れが紅葉狩りをしていました。
++++++++PLUS++++++++
尾山神社裏の紅葉です。あまりなじみがないアングルを探してみました。
本多の森の紅葉も見に行きました。
本多の森の紅葉もそこまで知名度はありませんが、とても美しい紅葉を見ることができます。
上の写真は美術の小径です。美術の小径はこのブログでは何度も登場していますね。
兼六園などがある小立野台地を行き来するために作られた道で、起源は江戸時代の加賀藩家老の本多家の上屋敷と下屋敷を結ぶ道を作ったことから始まります。
せせらぎの音を聞きながら、市街地にあることを忘れてしまうような空間を歩いてみるのもいいですよ。
美術の小径を下って行った先にある、旧中村邸です。
ちょうど、お茶会があったらしく、着物姿の美人さんが沢山出てきました。
日常的に茶道をたしなむ方が多いのも金沢の良いところですね。
さて、旧中村邸から鈴木大拙館方面へ。
緑の小径を歩いていきます。緑の小径は2011年に整備された散策路です。
ご覧の通り、散策路の頭上にたくさんのモミジが!
地面は黄や赤に染められた鮮やかな道を歩いていきます。
絞り解放で撮影
緑の小径の先には小さな開けた空間があります。モミジが垂れて枝垂れモミジ(?)になってました。
立派なモミジの木が沢山あり、見上げて歩くのも楽しかったです。
金沢城の紅葉を見に行きました。
紅葉と言えば、尾山神社や兼六園が注目されがちですが、金沢城も紅葉が美しいスポットの一つです。(また、ライトアップが美しいのですが、ライトアップについてはまた今度機会があったら掲載しますね^^)
特に金沢城で紅葉が美しい場所は、石川門とは正反対側のいもり坂周辺~三十間長屋辺りでしょう。
金沢城は”石垣の博物館”と称されます。それほど、多種多様な技法・工夫が用いられた石垣が多く現存しています。その中でも三十間長屋近くの石垣とコラボ^^
モミジってなんでこんなにきれいなんでしょうね~
もう、金沢の紅葉写真集を出したいなとかいうノリでパシャパシャ撮ってました(笑)
ここが金沢市中心部だとは思えないですよね。ちなみに、今年は金沢城でクマが捕獲されました・・・それだけ自然あふれる場所です(汗)
石垣と紅葉・・・
極楽橋を絡めて撮ってみました。
極楽橋の由来は、昔、金沢御堂に参詣する人は朝、念仏を唱えながらこの橋を渡り、夕方、日本海に沈む夕日を拝んで極楽往生を願って帰ったということから名づけられています。(石川県HPより)
金沢御堂は、金沢城が建てられる前(16世紀半ば)に浄土真宗の本山である本願寺が建てた浄土真宗の御堂です。この御堂が建てられたことから金沢という街が形成されました。まさにこの場所は、「金沢の原点」と言ってもよい場所かもしれません。
現在は、四季折々移り変わる景色を見ながら散策している方が多いですね。
そして、最後に、金沢城五十間長屋です。
石川門側は、桜の季節に訪れると美しい景色が見られますね。
四季を感じられる金沢城を歩いてみると、たくさんの発見がありますよ^^