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さて、長らく続いた小松航空祭の記事ですが、ようやく最後の記事となりました。
そろそろ飽きられているころでしょうがお付き合いください(笑)
小松空港は小松基地と併用滑走路を利用しているため、航空祭では小松基地のエプロンから旅客機を撮影することができます。小松ならではですね。
今回撮影したのは2便です
JAL 羽田行き
ANA 羽田行き
お昼ごろに、小松基地南東方向にメットライフ生命の飛行船「スヌーピーJ号」に遭遇しました。
気づいている方も少なかったはずです。スヌーピーJ号は福井から小松にかけて飛行していたそうです。
昼ご飯食べている最中に、なんと!F-15のスクランブル発進がありました!!
私は、スクランブル発進だと知らずにまたF-15が午後練習でも始めたのかと思い、友人と眺めてました。
小松市に住んでいた頃は夜中によくスクランブル発進があったものです。最近はロシアや中国(特に中国機)の領空侵犯が相次いでいるため、スクランブル発進も増えているようです。航空祭のさなかですが、日本海側唯一の航空自衛隊の基地として防衛もしっかり行っていました。
もう帰ろうかな、と思っていたときにちょうど、カーゴルックス航空のボーイング747-8型機が着陸しました!
カーゴルックス航空は主にヨーロッパのルクセンブルクと小松を結ぶ貨物便です。
国内でカーゴルックス航空が就航しているのは小松空港だけです。
ブルーインパルスとまさかのコラボ!
ボーイング747-8は現時点で世界最長の機体です。
観客も「あの飛行機でかーい」「え、ジャンボ機?」「カーゴルックスってどこの飛行機?」など、興味津々でした。私もまさかの飛来に興奮しました。
カーゴルックス航空が小松空港に着陸する時間はほとんどが午後ですが、定刻通りに到着することがほとんどありません(むしろ定刻があるのか分かりません)。そして、何時に到着するかフライトレーダーを見ない限りはわかりません。そんな機体が小松航空祭開催時にエプロンから見れるなんて貴重な機会でした。
でっかいですね~!ANAやJALのジャンボジェットが消えた現在、国内に就航するジャンボジェットが貴重になりましたね。特に地方空港ではほとんど見なくなりました。そういった意味では小松空港に就航しているカーゴルクス航空は珍しい存在ですね。
展示されていた航空機が順次、基地へと帰ります。
先陣を切ったのは T-7初等練習機です。
プロペラ機で小さい機体です。ちょっと画質粗くてすいません。
続いて F-2戦闘機が帰ります。
みんな手を振って別れを告げます。パイロットも手を振ります。
最後は、離陸時を撮影・・・と思ったのですが、びっくりするほどのハイレートクライムで帰っていきました(笑)一瞬過ぎてもう笑うしかないです。小松上空へとそのまま消えていきました。
以上で、小松航空祭レポートを終了します。
また来年も晴れるといいですね。
ブルーインパルスのアクロバット飛行が終わった後、航空機等展示ブースへ行きました。
ほぼ毎年同じ機体ばかりなので、一部を紹介します。
303飛行隊のF-15特別塗装機の展示です。
モデル撮影会も行われていました。
尾翼の「JASDF 60th ANNIVERSARY」「JAPAN PRIDE」のデザイン格好良すぎます!!
ファイティングドラゴンの呼称なだけあって、ドラゴンが描かれています。
306飛行隊のF-15特別塗装機です。
こちらはイーグルをイメージした塗装でしょうか。
306飛行隊の部隊マークにもなっている白山のイヌワシは勇猛果敢な攻撃精神と電光石火の機動性を表現しているそうです。特別塗装機は機体にまで表現されていますね。
稲妻のような流れのある機体がたまらなくいいですね!
尾翼のイーグルのマークはF-15練習中にも目立つので、個人的には306飛行隊だとすぐにわかる目印になってます。
F-2戦闘機です。
青系の迷彩が印象的です。曇りの日に飛行していると真黒な物体に見えます。
こちらはP-3C哨戒機です。
海上自衛隊所属で、艦隊や潜水艦を発見する哨戒機です。
やっぱり、大きなプロペラ機は航空祭でも華がありますね。
真正面から見たP-3C哨戒機です。
その他、石川県初飛来?となる、AH-64(アパッチ)が展示されていましたが、ブログに載せるほどいい写真がなかったので割愛します。
なんせ、青空だったのでどの航空機も映えたので気分も上がりまくりでした↑↑
続いては午前の部の最後を飾った救難展示です。
救難展示は小松基地を拠点に活動している「小松救難隊」の方々による展示飛行です。
小松救難隊は全国10拠点の航空自衛隊救難隊の1つで、ナホトカ号の乗員救助、新潟中越地震での救助などで活躍している、部隊です。
まずは、捜索機U-125(写真上)が捜索し、救助者が見つかり次第、UH-60が救助に当たります。
隊員が降りてきました。
UH-60
ロープを操ってます。
そして、救助者が助けられ、上から引き揚げます。
無事助かったようです。(今回はマネキンです)
そして会場を去っていきます。
戻ってきました。救難現場を目の前で見た感じがしました。
順序良く効率的に救難を行っていました。まさに日々の訓練の成果ですね。ご苦労様です。
これで、小松航空祭の飛行展示については最後になります。
次回は地上展示等を書いていきます。
小松航空祭2014 今回は午前中に行われていた
「F‐15機動飛行」「F-2訓練展示」の2つについて書きます。
小松基地所属の飛行隊は2つあります。
第303飛行隊と第306飛行隊です。
まずは303飛行隊の機動飛行です!
303飛行隊の呼称は「ファイティングドラゴン」です。
これは303飛行隊の編成前に千歳基地にあった旧第4飛行隊のコールサイン”ドラゴン”からきています。
航空自衛隊60周年記念塗装のデジタル迷彩です。いかにも戦闘機らしくてカッコイイですね!
航空祭と言えば、観客のみんな同じ方向を向いているのも恒例ですね。
戦闘機の飛ぶ方向へレンズも同じように動いていきます。
続いてはF-2の訓練展示がありました。
はるばる、岐阜は各務原の岐阜基地からやってきました。
F-16戦闘機をベースに開発した三菱重工業が製造した国産戦闘機です。
F-15戦闘機と比べるとコンパクトな印象がありました。正面から進入時にF-2戦闘機を真正面から見ると黒い点にしか見えません。それだけ敵に見つかりにくい機体です。
望遠レンズでないと撮影は難しいので、記念撮影程度になりましたが一応載せておきます。
続いて306飛行隊の機動飛行です!
306飛行隊の呼称は「ゴールデンイーグル」です。
もともと小松基地で編成されていた205飛行隊の解散後、306飛行隊として編成されました。
ゴールデンイーグルは石川県の県鳥でもある白山のイヌワシからきているそうです。
航空自衛隊60周年の黄色の塗装、こちらもカッコイイです!
会場上空を時速800km/hで通過していきます というアナウンスが印象的でした(笑)
尾翼や燃料タンクにも塗装がされています。カッコイイの一言に尽きますね
F-15戦闘機による編隊飛行も行われました。
+++PLUS+++
小松基地へ行く途中、公園のトイレから出てきたときに見えたオープニング飛行のF-15大編隊
小松基地がF-15の編成部隊が2つある、F-15で構成されている基地ならではですね。
前回の続きで後半です~
小松航空祭のブルーインパルスは、小松空港と併用している小松基地ならでは?で、途中民間機により演技がストップします。
会場後方から5機が侵入!
ワイド トゥ デルタ ループ
5機が一気に上昇していくのが大好きです。
上昇した後のループがたまりません!
その後6機が揃います!かっこいい!
デルタ隊形の美しいこと…
ブルーインパルスが「イルカ」と呼ばれるだけありますね。
海の中を気持ち良さそうに泳いでいるようです。
スタークロス
あまりに大きすぎるため広角でも難しいです。
タッククロス すれ違う瞬間が迫力あります!
本当にギリギリを通過します。
その後に着陸し、拍手で迎えられます。
いやー本当に見ごたえがありました!!
そしてアクロバット飛行を終えたブルーインパルスが戻ってきました。
パイロットが手を振っています。それに応えるように観客も手を振り返しています。
元の位置に戻ったブルーインパルス、まだGスーツを着ています。
カッコイイです。
そして、キャノピーが開きました。
隊員たちは花束贈呈の後、観客のほうへ。
パイロットはファンと交流、握手・サイン会になってます。特にブルーインパルスの場合は女性ファンが大変多いです。アクロバット飛行をした後、着陸して観客側のエプロンに向かってくるパイロットは全員が輝いて見えますね!
そんな中、整備員の方々は点検を行っていました。ご苦労様です。
私も、ブルーインパルス4番機 飛行隊員1尉 立山雄一隊員からサインいただきました。
ありがとうございます。こういった、ファンとパイロットが触れ合える時間があるのもブルーインパルスの大きな魅力の一つですね。
エプロンに6機並ぶブルーインパルスも壮観です!
今年の小松航空祭は9月上旬に放送されたフジテレビ系バラエティ番組「潜入!リアルスコープ」にてブルーインパルスが放送されたため、会場でも「リアルスコープ見て初めてきました」という方も多かったように思います。最近では国立競技場の解体前にブルーインパルスが国立競技場上空を飛行するなど、ブルーインパルスへの関心の高まりもあるため、今後はさらに来場者が増えていくかもしれませんね。
今回は晴れたことにも感謝すると同時に、無事にアクロバット飛行を終えたブルーインパルスの方々にも感謝したいと思います。
素晴らしい飛行をありがとうございました。
今年も小松基地航空祭に行ってきました!
航空祭は去年より少し早い9月20日の開催でした。
今年の来場者は132000人とここ数年で最多の来場者数でした。(去年の来場者は12万2000人)
参考:小松市の人口は10万8000人くらいです。
これからゆっくりと写真をアップしていきたいです。
まずは、オープニングから・・・と行きたいところですが、ブルーインパルスの写真から載せていきます。
今年は航空祭当日に晴れたのは7~8年ぶりということもあって、青空の下、ブルーインパルスが真っ白なスモークを出して演技するのが涙が出そうなほど感動しました。
ファンブレイク 真っ白なスモークがモクモクしてました。
ハイレートクライムで離陸
レインフォールです。この演技大好きです。会場内からも「おぉー!!」と歓声が。
また、このハイレートクライムもどこまで上がるんだ!というほど一気に上昇!!
会場後方からブルーインパルスが侵入!
反り返りながら撮った1枚です(笑)
真っ逆さまです!飛行中、どれだけGがかかっているのでしょうか。
バーティカルキューピッドです。今年は大きな青空のキャンバスに大きなハートを描くことができました。
ただ、ちょっとスモークが消えるのが早かったため、キューピッドの矢を射ぬくのがギリギリでしたね(汗)
5番機のハイレートです
後半へ続きます~~