金沢や富山にまつわる市街地の開発・再開発情報、街並み・景観にまつわる写真などを掲載しています。
前回の続きです。
後段演習は流れを組んだ演習になり、
今年のテーマは「島嶼部に対する攻撃への対応」 でした。
ここ数年は領土問題が活発化し、仮に我が国の領土に敵国から攻め入れられた場合の対応について演習を行います。
モニターに表示された”島嶼部”は沖縄県南西部の絵図でした。
まず、88式地対艦誘導弾で海上の敵の戦艦を攻撃します。
そして、哨戒機P-3C と F-2戦闘機が飛来! ・・・という写真も撮りたかったのですが、ちょうど会場は雲底高度が低く、雲の上で「ゴー」と音がするだけ・・・。
アナウンスは「F-2戦闘機は現在、雲の上を飛行中です」
観客は「(苦笑)」
という感じでした。
結局、基地の近くで育った私としては聞きなれている爆音だけでした(笑)
観測ヘリコプター OH-1(愛称:ニンジャ)が偵察します。
多用途ヘリコプター UH-1(愛称:ヒューイ) が2機やってきました。
着陸後、中から、偵察用バイクが!
偵察用バイクに乗って先へ進み島嶼部を奪還します。
UH-60(愛称:ブラックホーク)から、自衛隊員が降下してきました。
CH-47(愛称:チヌーク)です。チヌークは、航空自衛隊小松基地でもたまに来ますね。
着陸したと思ったら、装甲車が出てきました!次々と島嶼部に自衛隊員が上陸していますね。
87式偵察警戒車が撃ちつづけている間に隊員が上陸します。
敵に見えづらくするためにスモークが
10式戦車による砲撃です。
10式戦車の砲撃が最も音に驚いてしまいます。
クライマックスはヘリ14機が会場を飛行して、戦車による煙幕で終了します。
こちらは、動画に取るのに夢中で写真は撮影しませんでした(スイマセン)
動画はinstagram等でUP予定です。(Youtubeに載せるほどの尺がありません)
こうして今年も無事に幕を閉じた、富士総合火力演習2014
日本の軍事力を目の当たりにできた本当に貴重な機会でした。
今回の標的は木の板で作った的や風船などでしたが、実際の戦闘ではそれが敵の戦車や敵の兵士だったりするわけで、あの戦車で撃たれようものなら木端微塵になってしまいます。敵も味方も家族がいるわけで、どちらも撃たれ死にたいなんて思っている人なんていないでしょうし、戦争もやりたくないことでしょう。
これらの戦車や迫撃砲などの装備品・武器を用いた国内最大規模の演習が戦争の抑止力につながればと思います。
一部では大量の火薬を使用する演習は無駄だとの意見もありますが、富士総合火力演習はそういった意味でも、決して無駄な演習ではありません。
P.S
富士総合火力演習では、小野寺防衛大臣のほか、石破さんも帰り際に見ることができました。帰りは20000人以上(今年の来場者は29000人だったようです)が一斉に帰ろうするので、まさに”人生最大のおしくらまんじゅう”を経験しました(笑)演習中は曇っていた空も帰りには炎天下になり、皆がみんな、われ先にわれ先に帰ろうとするので後ろから押されるわ、横から潰されるわ、大変でした。演習が終わった後12時過ぎから会場を出ようとしていたのに、結局会場を出たのは14時頃になってました。
富士総合火力演習に持っていったほうが良いものは、敷物、飲み物、簡単な食べ物、帽子は必要だと感じました。そして、始まる前にトイレは済ませておくべきですし、電車は往復切符がおすすめです。あとは、長い行列を並ぶ根性もお忘れなく(^^;)
2014年8月24日に開催された、陸上自衛隊による「富士総合火力演習 2014」へ行ってきました。
富士総合火力演習は陸上自衛隊の国内最大の火力演習です。実弾を用いた演習なので、観客は迫力と衝撃波を感じることができます。実弾を用いた演習では国内で唯一、一般の方が観覧できるということで、今年度の倍率が24倍とここ数年で最も高い倍率となりました。
私は一度も参加したことがなく行ってみたいなと思い、何気なく応募したらなんと、初めての応募にして当選しちゃいました(笑)これは見にいくしかない!とのことで、御殿場市にある東富士演習場まで行ってきました。
前日は沼津に宿泊、当日は朝4時30分に起床し沼津発の始発電車、御殿場駅発のシャトルバスを乗り継いで東富士演習場へ。7時頃に着いたにもかかわらず、既にたくさんの人がいてみんな早起きです。
会場は富士の裾野の原っぱが広がる場所です。
私、戦車や戦闘機は興味がありますが、あまり詳しいことが分からないので、事細かな説明はカットするのでご了承ください(汗)
そして、雰囲気だけでもお楽しみください~
203mm自走榴弾砲(りゅうだんほう)
99式自走155mm榴弾砲(りゅうだんほう)
これらが、早朝の試し撃ち??の写真です。
早朝からいる人の特権です(笑)ちなみに御殿場駅からも爆発音が聞こえました。
この後に、自衛隊の宣伝動画や楽器演奏、そして幕僚長や防衛大臣など各要人の方々の入場がありました。小野寺防衛大臣が入場したときはみんな手を振ってました。
富士総合火力演習は前段演習と後段演習に分かれています。
今年は
自衛隊員 2300人
戦車・装甲車 約80両
各種火砲 約60門
航空機 約20機
その他車両 約600両
の参加だったそうで、この数字から見ても大規模な演習だということをうかがえますね!
前段演習は陸上自衛隊の主要装備品の紹介です。以下は、前段演習の模様です。
99式自走155mm榴弾砲(りゅうだんほう)の射撃
赤い旗が揚がった後、「撃て!」の合図で目標に向かって撃ちます。
遠距離火力の「99式自走155mm榴弾砲」「203mm自走榴弾砲」「155mm榴弾砲」の共演です。真ん中にいる99式自走155mm榴弾砲の弾道に弾が見えるのが分かりますか?(かなり見えづらいです)
120mm迫撃砲
中距離多目的誘導弾
中距離多目的誘導弾の発射です。
これは弾道も分かりやすく、迫力がありました。
96式装輪装甲車の射撃です。
1点に集中発砲していました。夜間演習なら綺麗に見えると思います。
弾が標的にあたる、「弾ちゃーく!今!」の瞬間です。
標的に正確にヒットしていますね。
そして、一瞬で標的は粉々に・・・
何秒か後には会場まで衝撃波が到達します。
こちらは、対戦車ヘリコプター AH-1S(通称:コブラ)です。
コブラから標的に向けて発射されます。
こんな光景は映画以外で見たことなかったので貴重な機会でした!
いよいよ、90式戦車の登場です!
私含め、皆さん必死にカメラで撮影しています(笑)カメラに必死になっていると、急に砲撃したときの音に本当に驚きます。基本的に連射で撮影していたのですが、音にびっくりして手が震えてブレてボツになった写真がたくさんありました(汗)
最後に、10式戦車の砲撃を・・・!(カメラさんがいなければ・・・)
めちゃくちゃ迫力がありました!!10式戦車は国内における最新鋭の戦車となっており、会場で最も人気がありました。
後段演習へ続きます・・・!
富山駅北口にある「アーバンプレイス」内にあるJR富山駅周辺整備事業の完成イメージ模型を見てきました。
北陸新幹線富山駅の東京側から見た断面です。
現在は上り線ホームの高架化工事が進んでます。
デザインは北陸新幹線富山駅ホームと統一されるようですね。
北陸新幹線とJR北陸本線の富山駅を見比べて…。
在来線の高架が終わるころにはJR北陸本線から「あいの風とやま鉄道」に名前が変わってますね。
JR富山駅南口のイメージ図。バスターミナルもシンプルですね。
写真手前に新たに富山駅西口が整備され、自家用車乗降スペースになります。
市電の南北接続は現:富山駅北口駅から延長される形になります。
こちらも交通ターミナルとしてはシンプル。
東京側から見た富山駅の様子。将来的に電鉄富山駅も高架化されます。
こちらはまだ駅舎デザインもできてませんが、地鉄エスタビルを改装して改札スペースなどを設けるのでしょうか?
最後に現在建設中の富山駅です。急ピッチで工事が進行中です。