金沢や富山にまつわる市街地の開発・再開発情報、街並み・景観にまつわる写真などを掲載しています。
先日の雨上がりに富山市中心部にほど近い、呉羽山に上ってきました。
呉羽山からは富山市中心部はもちろん、立山連峰まで一望できます。
せっかく富山に来たのでこの写真で富山を案内するならば…
ガラス張りの建物は、富山県内で一番高いビルの「タワー111(タワートリプルワン)」です。
インテックの本社ビルであり、高さが111mあります。
隣の建物は北陸電力本店です。富山駅北は大型の建物が比較的密集しています。
富山市のキャッチフレーズ 立山を仰ぐ特等席 と言いたかったのですが、雨上がりなので立山連峰は少し山頂付近は雲多しですね。
でも、山と市街地の近さがお分かりいただけたでしょうか?
タンポポと富山市街地
反対側を振り向けば・・・
新湊大橋と火力発電所が・・・!
新湊大橋のスケール感がここから見てもハンパないです!
新湊大橋周辺はまた夏ごろに訪れてみますね。
タイミング良ければ離発着が見えますよ~
富山空港のボーディングブリッジ(搭乗橋)はごらんのとおり相当長いのがわかりますね?
実は富山空港のボーディングブリッジは日本最長を誇ります!!
工業都市富山を担う港ですね。ガンドリークレーンが2基見えます。
呉羽山に上れば、富山よく分かります。
なんと!能登半島も一望できました!
小松に住んでいても向こうに陸地が見えることは無いので、雨上がりの少しジトジトした空気で新緑の奥に広がる能登半島を眺めるとちょっと感動しました。
続いては呉羽山展望台(山頂)へ…
先ほどまでは桜展望台(山頂より少し下)にいました。
双眼鏡(無料)からは富山市街地のみならず、立山の室堂まで見えました!
そして、富山の男性の方とこの景色を見ながら富山についていろいろ話していました…
男性の方曰く、
富山はアルペンルートくらいしか観光地がないし、観光客がたくさん来るのも今の時期だけ。
市街地は何もないし、総曲輪はシャッター通り。昔はもっと人がたくさんおったけど・・・。
観光客や富山の若者はみんな金沢に流れる。だから、北陸新幹線はいらないねぇ。
富山市はハコばかり立てて全然活用されてない・・・
等々…。
私もいろいろ考えさせていただきました。
個人的には呉羽山は立派な観光地だと思いますし、とっても素敵な景色もたくさんあります。
しかし、富山県の方々は自分の街に愛着を持つ方が少ないように感じます。
もっと自分の街に自信と誇りを持ち、アピール次第で雄大な自然を持つ素晴らしい観光県になると思います。呉羽山からの富山を見ながらそう思ってました。
富山駅北に春を探しに散策してきました。
先に言っておきますが、環水公園は今回は行ってません。
メインストリート沿いにチューリップが咲いてました。
富山駅北のメインストリート(愛称:ブールバール)は富山の中でも管理の面でかなり力を入れている通りだと思います。
チューリップと富山駅北のビル群です。とやま的景観でしょうか。
チューリップって金沢の市街地に咲いていても個人的にはあまりに合わないのかなと思い込んでます。
水が豊富でなんだか新しいイメージのある富山だからこそチューリップが似合うのかもしれないですね。
それにしても、なぜ富山はチューリップなのかなぁ?
まぎれて赤色のチューリップも咲いてました。
チューリップの花は見れば見るほど可愛い花ですね。
さて、富山市内には国内初導入のレンタサイクルシステム「アヴィレ」があります。
金沢のレンタサイクル「まちのり」は数年後に取り入れられました。
富山のアヴィレは今年からポートが2か所増設するらしく、人気もあるのかなと思われます。
そして、駅北で存在感を放っているのが北陸電力本社ビルです。
富山県庁より立派な建物かも(笑)富山本社に北陸全体に電気を供給しています。
さすがエネルギー県ですね。電力会社と銀行は北陸では金沢でなく富山が中心です。
富山駅北の様子です。このエリアは「富山MIRAI計画」のもと、区画整理され誕生した計画都市エリアです。
歩道スペースが大きく、オフィスやホテル等が整然と立ち並びます。
さて、ポートラムがやってきました。
青空に欅の緑、ポートラムの赤車両、都会チックですね。
新幹線開業後には、駅北と駅南の路面電車の線路が1本で結ばれます。
直通運転もされるとか!?
今後も楽しみですね^^
さて、富山港展望台を下りて向かった場所は岩瀬浜の町です。
こちらはメインストリートで修景整備もされています。
かつての豪商宅も沢山並んでいたりします。
住居や商家ばかりでなく、このようなレトロな鉄工所があったりもします。
ひがし茶屋街や長町武家屋敷とはまた一味違った港町の商家です。
立派な蔵です。
確か、この付近に廻船問屋が住まわれていた家などがあります。
廻船問屋といえば...
「お主も悪よのぉ~」
「いやいや、悪代官様ほどではありませぬ~」
と言ってみたくなりますね(笑)
時代劇の見すぎですね^^;
まあ、こういった具合に北前船の寄港地ならではの建物も見れるわけです。
北陸銀行も景観配慮型の素敵な店舗でした。
こちらは釣具店だそうです。なんて素敵な店舗なこと。
風情ありますね~
この看板がとても気に入りました。釣具店らしく釣り竿とお魚が。
..
なんと めでタイ 看板なのでしょう!^^
今紹介してきた写真はメインストリートのほんのほんの一部です。
ほとんどが現在住まわれている民家なのでプライバシーの関係上、載せませんでした。
あまり観光客はいなかったですが、歴史あふれる港町をゆっくりと歩きたいときはぜひ岩瀬浜へ足を運んでみることをオススメします。
【おまけ】
東岩瀬駅は木造の駅舎でした。この駅舎に富山ライトレールのポートラムが入線する光景は斬新に感じました。
~END~
前回の続きです。
岩瀬浜海水浴場を後にして、近くの富山港展望台に上ってきました。
富山港展望台は地上25mのタワーで入館料は無料です。
中に入ると、網や浮きを使った展示がしてありました。
階段をぐるぐる登っていくと・・・
展望台に到着!
こちらは、ロシア向けに中古車を輸出する港になってます。
沢山の中古車がひしめくように停車してました。
奥がロシア行きの貨物船になります。
車をよく見てみると、一部が破損していたり、窓ガラスに何か書いてあったり、ガムテープを張られたいる車がたくさん並んでいます。本当に乗る目的なのかな??と思ったりもしますがどうなのでしょうか。
ちなみに近くにはロシア語の看板やロシア語で書かれたお店などがありました。
新湊の方向です。
手前から奥にかけて火力発電所群が、さらに右側には新港大橋があります。
まさに「THE 富山」といった光景ですね。
本当に個人的に富山と言ったら、立山連峰かこの写真通りのイメージなんですよね(笑)
岩瀬浜の街並みです。
残念ながら立山連峰は望めませんでした。
皆様もぜひ立山連峰を見に訪れるといいかもしれません。
本当にタダで海と立山が見れる施設はここしかありません!ぜひおこしあれ^^
【おまけ】
こちらは、明治時代の岩瀬浜の街並みです。
岩瀬浜は北前船の寄港地として繁栄しました。
金沢でいう金石や大野界隈といったところでしょうか。
しかし、金石や大野と違う点は、大型船の寄港地としても生き残れたことでしょうか。
今でも岩瀬浜には洋館風の建築も多少残ってました。
富山の海運を担ってた港ということもあり、豪商も沢山いたことでしょう。
そんな明治時代の岩瀬浜の町の区画をよく覚えてください。
そして、こちらが現在の岩瀬浜です。
どうです?ほぼ区画が変わってません。
特に埠頭付近のカーブの道路は変わってませんね。
昔の面影を今に伝える、岩瀬浜は歴史的風情あふれる素敵な港町です。
さて、次回は岩瀬浜の街並みです~
日曜日に天気が良かったので、岩瀬浜まで行ってきました。
海鳥が沢山いましたが、なかなか撮るのは難しいものですね。
奥が神通川河口になります。
漁港です。
岩瀬浜は金沢でいう金石や大野のように北前船で栄えた当時の雰囲気が色濃く残ってます。
こちらは岩瀬浜海水浴場です。美しい砂浜と富山湾の穏やかな波が砂浜に寄せられ、天気が良ければ立山連峰が一望できる、そんな海岸です。
埠頭にはロシア船籍の船が停泊してました。
次回へ続く・・・!
大分、日をあけてしまいました。
皆様ご無沙汰しております。
ようやく落ち着いてきたので、富山の松川べりを散策してきました。
まずは、富山城址公園から。
城址公園は北陸新幹線開業に向けて庭園を造園中でした。
そして、私好みのうっそうとした庭園もありました。
小松市の芦城公園のような雰囲気でした。
富山市中心部を流れる松川です。
明治時代までは、こちらが「神通川」として流れていた川です。
川幅は大分縮小したものの、今も川として残っており市民の憩いの場になってます。
富山県警など官公庁が立ち並びます。
あと数週間早ければ満開の桜が撮れたのですが・・・(汗)
設計は、池原義郎・建築設計事務所で、船をモデルにした建築だそうです。
かなり斬新ですよね。
遊歩道を神通川へ向かって歩いていくと・・・ 富山大橋を渡った場所からは富山市街地が一望できました。
金沢も素敵な街で大好きですが、富山にも少し愛着がわきました。