金沢や富山にまつわる市街地の開発・再開発情報、街並み・景観にまつわる写真などを掲載しています。
いよいよ、北陸地方の市街地でも紅葉してきました!
これから、さらにイロハカエデを中心とした、美しい紅葉を見ることが出来ます。
ちなみに、以下の写真は2014年11月23日に撮影したものです!
金沢で紅葉狩りをしたいという方、まだ間に合います!
1.尾崎神社
尾崎神社は、北陸の東照宮と呼ばれ、1643年の建築。国指定の重要文化財に指定されている神社です。
(過去記事:尾崎神社の紅葉 を見に行きました! 2014.11.23)
こちらは、訪れる人が比較的少ないので、ゆっくりと撮影することが出来ます。
尾崎神社 石川県金沢市丸の内5-5
おすすめ度 ★★★☆☆(星3つ)
2.尾山神社神苑
尾山神社神苑は、シンボリックな神門で有名な尾山神社の境内にあります。
(過去記事:尾山神社の紅葉を見に行きました! 2014.11.23)
尾山神社神苑は、雅楽器をテーマにした庭園で、散策するだけでもおすすめです。
無料で素晴らしい庭園が見れます。
赤のほかにも黄に紅葉するイロハカエデがありコントラストが美しいです。
とっても美しいお庭です。
また、散った葉は水辺を鮮やかに染め上げます。
苔生した石とともに秋を楽しんではいかがでしょうか。
尾山神社 石川県金沢市尾山町11-1
おすすめ度 ★★★★★(星5つ)
3.金沢城公園
金沢城公園は、石垣とのコントラストを楽しめます。
(参考記事:金沢城の紅葉を見に行きました! 2014.11.23)
特に、重要文化財に指定されている、三十間長屋の近くは、イロハカエデが多く自生しており、大変見事です。
金沢城公園 石川県金沢市丸の内1-1
おすすめ度 ★★★★☆ (星4つ)
4.兼六園
日本三名園に数えられる 特別名勝 兼六園。金沢観光には外せない場所ですが、紅葉の時期も格別です。
(過去記事:兼六園の紅葉を見に行きました! 1 2014.11.23 兼六園の紅葉を見に行きました! 2 2014.11.23)
苔生した庭園の上に落ちてゆく紅葉された葉も美しいです。
兼六園の紅葉スポットいえば、山崎山というエリアです!
ご覧ください!!兼六園の築山ですが、一面真っ赤に染まっています!!
金沢の紅葉スポット言えば、ここが最も有名かもしれません。
この空間、本当に見事でした。
やっぱり、有名な場所ということもあり、訪れる地元の方や観光客も多いです。
それでも、一度見ていただきたい紅葉です。
兼六園 石川県金沢市丸の内1-1
おすすめ度 ★★★★★ (星5つ)
5.緑の小径、旧中村邸
旧中村邸は、昭和3年(1928年)、酒造業家中村氏の住居として建てられました。
現在は茶会等に利用されています。借景となっている、本多の森の原生林が美しいです。
(過去記事:本多の森の紅葉を見に行きました! 2014.11.23)
そして、旧中村邸から鈴木大拙館へと続く、緑の小径と呼ばれる散策路がおすすめです。
ご覧の通り、散策路をイロハカエデが包んでくれます。そして、市街地が近くにありながら、原生林に覆われているので、とても静かな空間です。
隅々まで紅葉した、イロハカエデの大木が印象的でした。
旧中村邸 金沢市本多町3丁目2番30号
紅葉おすすめ度 ★★★☆☆(星3つ)
緑の小径は旧中村邸向かいの中村記念美術館周辺から始まります。
紅葉おすすめ度 ★★★★☆(星4つ)
6.鈴木大拙館
旧中村邸から歩いてくると、鈴木大拙館にたどり着きます。
こちらも、本多の森の原生林を借景とした紅葉がたまらなく美しいです。
(参考記事:鈴木大拙館の紅葉を見に行きました! 2014.11.23)
鈴木大拙館は、哲学者鈴木大拙をテーマにした施設ですが、そんな難しいことは考えなくていいんです。
静寂の中で、この景色を見ながら、いろいろ思いを巡らせてみてください…
ちなみに、谷口吉郎氏の建築で、建物もとても行く価値のあるものだと思います。
鈴木大拙館 石川県金沢市本多町3丁目4-20
紅葉おすすめ度 ★★★★★(星5つ)
7.松風閣庭園
松風閣庭園は、鈴木大拙館に隣接した場所にあり、江戸時代初期に作庭された庭園で、庭園の周りにはかつて加賀藩家老本多家の下屋屋敷がありました。ちなみに隣接している松風閣はかつて上屋敷(出羽町周辺)にあった「旧広坂御広式御対面所」を移築したものです。
北陸放送の所有している庭園なのでこれまでは年に数回、一部の人しか入ることができなかった庭園でしたが、2011年に鈴木大拙館が開館したことを機会に、一部エリアの一般公開が始まりました。
(参考記事:松風閣庭園の紅葉を見に行きました! 2014.11.23)
もう、素晴らしいの一言。
庭園の敷地に一歩踏み込むと空気が違います。
池の周りにイロハカエデが覆い尽くし、カメラのシャッター切りっぱなしです(笑)
しかし、カメラのシャッター音すら出したくないような静かな庭園、散策路は短いですが、数年前まで一般に公開されていなかった庭園、一見の価値があります。
松風閣庭園 金沢市本多町3-2-1
紅葉おすすめ度 ★★★★☆(星4つ)
以上、7選をお届けしましたが、まだまだ美しい名所は沢山あります。
是非、秋の金沢を散策して、自分のお気に入り紅葉スポットを探してみてください。
いつも、金沢について、ああしたほうがいい、こうしたほうがいいとブログに書いたりしている私ですが、最近は金沢の交通政策について考えています。北陸新幹線開業後から金沢では中心部で大混雑が続いており、「バスに乗るのが大変」「1日乗車券の使い方が分からない」などの声を聞きました。たまには観光客の視点になって金沢を観光してみようじゃないかというわけで、北陸鉄道の「城下まち金沢周遊1日フリー乗車券」を使って、花見に出かけてみました!(・・・といっても今回は桜の写真がメインでないのでこの記事では桜の写真が1枚も登場しません(笑))
是非、ゴールデンウィーク等に旅行を考えている方も読んでいただけると嬉しいです。
まずは、金沢駅東口の北陸鉄道の窓口へ向かいました。
他にも以下の窓口で購入可能とのことです。金沢市内のホテル窓口でも購入できるところがあります。
北鉄駅前センター (金沢駅東口バスターミナル1番のりば近く)
北鉄グループ案内所 (金沢駅東口バスターミナル7番のりば近く)
片町サービスセンター (片町<パシオン前>バス停近く)
北鉄バスサービスセンター武蔵エムザ店 (めいてつ・エムザ1階 黒門小路)
兼六園下サービスセンター (兼六園下<小将町方面>バス停近く、日・祝日休業)
「1日フリー乗車券お願いします」と言い、500円支払うと、フリー乗車券とパンフレットが手渡されます。
フリー乗車券の裏面はこんな感じで、金沢市中心部の路線バス200円均一区間及び、「兼六園シャトル」「城下まち金沢周遊バス」で利用できることが書かれています。
この、フリー乗降範囲を見てみると、金沢の観光地のほとんどをカバーしていることが分かります。
北は、ひがし茶屋街のある橋場町、南は寺町界隈の寺町3丁目、沼田町(あまり利用しない)、野町等々・・・
パンフレットを広げると周遊バスの路線が金沢市中心部の地図に色別に示されています。
バス停が散らばっている、兼六園下や武蔵が辻、香林坊などのバス停の詳細地図も示されていました。
裏面には時刻表が周遊バスごとに示されています。
そして、このフリー乗車券の特徴はこの券があれば金沢市の一部の文化施設に団体料金や30~100円引き等で入場できます!
というわけで、ここまでをまとめると
という券なんですね。
よく勘違いされる方は、兼六園シャトルや城下まち金沢周遊バスしか乗れないと思っていることです。この券さえあれば路線バスにも乗れるので、金沢駅から武蔵が辻(近江町市場)や香林坊、兼六園方面は5分待てば1本は来るはずです。
逆に、100円バスの「まちバス」や「ふらっとバス」、「定期観光バス」、「JR西日本が運行する路線バス」は乗り放題の対象ではないのでご注意ください!
さて、さっそく寺町寺院群まで移動したかったのでバスに乗ろうかと思いきや…
大行列です!
金沢駅東口のバスターミナルは路線バス発着場にも「兼六園ゆき」「ひがし茶屋街ゆき」のサインが増えたものの、これだけ人がいると大変ですね・・・
個人的なおすすめは、兼六園に行きたい場合、兼六園行きのバスの行列には並ばずに8番、9番のバス停で香林坊を通るバスを探して、香林坊で下車して兼六園まで歩いたほうがいいかもなんて思ってます。(そんなことできるのは金沢に何回も訪れている方だけかもしれませんが)
でも見ているとバスが1台来ると予想以上にバスに人がたくさん入れるのであっという間に一時的に行列は少なくなりましたよ。でも並ぶことが好きではない私は、早くバスが来てほしいというのでイライラしました(汗)私の場合は待ち時間で歩いて近江町市場までは行けたかも・・・(笑)
まあなんとか乗車し、野町広小路バス停で下車しました。
寺町・犀川沿いを散策した後、香林坊、金沢城、兼六園と歩きました。
途中、石川橋で見た光景は、兼六園下バス停でも行列が・・・
うーむ、これ晴れてたからいいけど、雨降る中これだったらぞっとしますね。
香林坊(日銀前)もそうですが、バスシェルターの拡大をお願いしたいところです。
雨が多い金沢では、あんな小さい屋根では普通に濡れてしまうしねぇ・・・。
兼六園から21世紀美術館へ。
そして、広坂・21世紀美術館のバス停でバス待ち。
最初は路線バスで広坂・21世紀美術館からひがし茶屋街のある橋場町へ抜けたかったのですが、北陸鉄道の路線バス検索してみると該当するものが見つかりませんの文字が・・・仕方ないなと思っていると、「城下まち金沢周遊バス」が到着。21世紀美術館からひがし茶屋街への最短距離のバスです。
しかし・・・!周遊バスは既に乗っていた乗客が多く、21世紀美術館前で並んでいた乗客全員が乗れるほどバス内に余裕がなく、順番の後ろの方だった私は乗れない・・・
と思ったその時、再び「城下まち金沢周遊バス(臨時)」が到着!こちらは乗客も少なく、助かりました。その後、城下まち金沢周遊バスは2両くっつくように走行。連接バス程度のキャパがあれば楽だろうなと思いながら橋場町で下車。
ひがし茶屋街を観光し、再び、城下まち金沢周遊バスで金沢駅へ向かいました。
バス内は外国人観光客が沢山いました。どこ行くかわからない路線バスよりも単純明快な周遊バスに乗るのは当然ですよね。
そして夜は、金沢駅から香林坊、香林坊から橋場町、橋場町から香林坊へそれぞれ路線バスを乗車しました。(北陸鉄道路線バスのアプリのおかげで助かりました。)
結果的にバスには6回乗車したので1日フリー乗車券が役に立ちました^^
・・・というわけで、1日フリー乗車券のメリットは
反対にデメリットは
といった感じでしょうか。個人的には大変使いやすいものでした!しかし、観光客の立場になると金沢には周遊バスが多すぎるのと、城下まち金沢周遊バス自体もボンネット型車両から路線バス仕様のものまで様々あるため、どれ乗ればいいんだ!?と思ってしまうかもしれません・・・。
これから、観光客のピークと言われるゴールデンウィークが待ってます。
先日訪れた際は観桜期ということもあり人が多かったこともありますが、バス待ちの大行列があちこちで見られました。だからGWは少しでも行列を無くすためにバスの限界までの増便に努めていただきたいです。(本来なら中心部のマイカー規制も考えるべきです)
中長期的な視点で見ると、このままではバス待ち大行列で大分精神的ストレスもたまるので、新交通システムの導入を早期に導入してほしいです。バス停ではなく”駅”が中心部にあると、国内の観光客のみならず、外国人観光客にとっても明らかに分かりやすいと思います。
金沢市中心部の慢性的な渋滞にはまらず観光地や中心部へピストン輸送できる交通機関が誕生すれば金沢の街も印象も大きく変化することでしょう。
山出保の著書 「金沢を歩く」 を読みました。
まずは、山出氏について。山出保は元金沢市長で、金沢市長を1990年から2010年まで5期20年間務めた市長です。特に、景観保全・伝統継承・美しい街づくりに力を入れ、「もてなしドーム・鼓門」「金沢21世紀美術館」「鈴木大拙館」「金沢市民芸術村」「屋外広告の規制」「金沢職人大学校」「せせらぎ通り(鞍月用水の開渠化)」「重伝建登録」・・・(言い出すとキリがないのでこの辺で)。などは山出氏がいなければ今は金沢に実現・存在しなかったかもしれません。市長が金沢の新たな骨格を形成したと言っても過言ではありません。
(桜坂から見た金沢市街)
山出氏の去年出版した新書「金沢の気骨」は山出氏が金沢市長だった20年にわたる長い間、どのように政策・事業を実現・成功させてきたのか、その政策や事業の裏側などが書かれていて非常に面白い1冊でした。そして、山出氏がいかに金沢に対してアツい人であったかを思い知りました。
そして、2014年7月に「金沢の気骨」に続く2作目である「金沢を歩く」が出版されました。
ネタバレしない程度に紹介します。
4部構成で構成されています。
第1章は、金沢駅から金沢の街を山出氏が経緯とともに説明されています。少しだけ「金沢の気骨」で紹介されている部分もありました。しいのき迎賓館や21世紀美術館、もてなしドーム・鼓門や鈴木大拙館など山出氏が取り組んで実現した代表的な建築物・構造物が成功を収めるまでの経緯などか書かれているので大変興味深いです。さらには、金沢城や兼六園といったエリアも金沢の歴史を踏まえながら山出氏の視点で案内されています。
説明下手の私としては、このように街の魅力を伝えられたらいいなと思うくらい、金沢の街を歩くのが面白い、歩いてみたい!という気にさせてくれます。
(もてなしドーム・鼓門)
第2章は、金沢という街の成因から現代までの歴史を紐解きます。大きな歴史年表の上を歩いているようで、金沢をさらに深く知ることができます。金沢は多層構造の都市「バウムクーヘン都市」と言われます。多層構造になった理由がこの第2章を読めば明らかになると思います。
第3章は、金沢の伝統、職人にスポットを当てて紹介しています。金沢の伝統工芸と言えば金箔や加賀友禅が有名ですが、加賀藩の頃から長い伝統を持つ職人、それ以外にもお菓子や野菜をつくる職人など、金沢は職人の街だということを改めて知ることができました。近年は職人が減ってきています。そういった中で、職人を増やす取り組み(=伝統継承)なども紹介されています。
(金沢城 石川門)
第4章は、現在の取り組みや山出氏の市長時代の政策とともにこれからの課題が書かれて締めくくられています。
(せせらぎ通り商店街)
(八坂から見た卯辰山)
第1章から内容が興味深く、面白くて私は寝る時間を惜しんでスラスラ読んでしまいました(笑)金沢好きな方はもちろん、老若男女、だれが読んでも解かりやすく金沢について書かれています。個人的には、金沢を歩く前に一度読んでおきたい本だと思いました。読むだけで、観光ガイドに固執されたただの観光都市という視点が変わってきます。観光ガイドはお店がメインで書かれていますが、観光地についてはそこまで深く書かれていませんし、第一、”観光地”と呼ばれないエリア、観光ガイドに載ってないエリアこそ本物の金沢を体験できる場所だと思います。だから一度、「金沢を歩く」を読んで、金沢を様々な視点から学び、理解したうえで歩くことをおすすめします。
金沢駅西広場が完成してから初めての夏を迎えようとしています。
広場の敷地内には緑がたくさんあります。
今回は広場を歩いた中でのほんの一部だけをご紹介します。
金沢駅西広場は金沢駅東広場とは対照的に作られています。
駅東広場はもてなしドームや鼓門など構造物で利用客をもてなしていますが、駅西広場は植物など自然をテーマに利用客をもてなしています。
駅西広場には園路があり、四季折々の植物がみられます。
これだけ多くの植物が眺められる駅前広場は全国でもかなり貴重な存在でしょう。
フトイと金沢駅舎。このストライプ状に違う植物が植えられている広場では、様々な植物と駅舎を絡めることができます。
スイレンと金沢駅舎。撮影方向後ろにはハスも見られます。
駅前広場でスイレンやハスが見られるのはこれまた金沢駅くらいじゃないでしょうか。
なぜスイレン池やハス池があるのかというと、かつて金沢駅周辺にはレンコン畑があったからだそうです。なので、このあたりに昔から住まわれている方にとっては懐かしい光景になるのではないでしょうか。
地元紙に書かれていましたが、かつてのレンコン畑があった場所に建てられた県立音楽堂。県立音楽堂の建設時に出た粘土層の土は、金沢城公園の菱櫓、五十間長屋の漆喰に使われたとか。
最後に駅西広場のマップです。
4か国語表記になっていました。
見違えるほど美しくなった金沢駅西広場の夏レポートでした。
たかジさんの「かなざわより つぶやきLOG」でも訪問されていました。
曇りの2月25日、ひがし茶屋街を散策しました。
久しぶりのひがし茶屋街。火曜日だというのに大変多くの人でにぎわってました!
訪れたのは『箔座 ひかり蔵』です。店内を抜けると落ち着いた庭があります。
そして、中庭にあるのは、すべて金箔が貼られた ひかり蔵 です!
中もすべて金箔がはられてます。
ご存じだと思いますが金沢は金箔の国内シェア99%です。
さすが、金沢 といった蔵でした。
2007年に一度訪れていますが、久しぶりに訪れるとやっぱり素晴らしい蔵です。
街を散策すると杉玉が、
石川県の形が(笑)
まちを歩くだけで小粋な感じがたまらないですね!
そして宝泉寺へ。
美しい東山の通りをジオラマモードで。
浅野川大橋付近。もやがかかっていて視界的には最悪でしたが、雨だけ降らなくてよかったです。
そして、ひがし茶屋街メインストリート。
やっぱり、美しい街金沢だなぁと思いました。
久しぶりに歩いたひがし茶屋街、お店もたくさんできているのでふらっと訪れるのもいいかもしれません。
めいてつエムザより、百万石通りを撮影。
ビルの谷間に緑が生い茂る。ビル好きにとってはたまらないです!
写真投稿サイト『instagram』にも掲載しましたが、こんなところに歩道橋あったっけ?などコメントいただきました。不思議な感じですよね。
この景色ずっと眺めていても飽きないですね。バスが次々と来て街が動いている感覚が体感できます。
高さ制限が設けられ、びっしりと同じ高さのビルが並びます。この武蔵界隈にはコメダや王将が出店しました。王将については二度と片町みたいな金沢の恥となるようなことが起きてほしくないですね。
最近は駅西移転が加速化している中、北陸最大のオフィス街が10年後、20年後にこの状態で残っているのか分かりませんが、歯抜けになることなく、ビル街として維持していけたらなと思います。
↑ふらっとバス(材木町ルート)
↓ふらっとバス(長町ルート)
そして、パチンコタイガー武蔵店跡地には『すしざんまい』が約200席ですしざんまいの店舗最大級の『武蔵東洋店』がOPENしますね!パチンコタイガーを運営する東洋コンツェルンは焼肉寅亭やサイエンスヒルズこまつのレストラン(完成予定)など飲食事業にも力を入れてますね。
武蔵が辻復権たのしみです!
先日、本多の森を散策しました。なかなか時間もなく記事にできなかったので少し遅れましたが…。
本多の森は金沢市中心部のオアシス的存在です。上の写真は鈴木大拙館のサンクンガーデンへのアプローチ階段です。21世紀美術館から徒歩10分あれば着くような近さです。
こちらは松風閣庭園です。
松風閣庭園は江戸時代初期に、古沼と自然林を生かして作庭された庭園で、霞ヶ池の周辺には多くの大木が植生し、本多の森と一体の樹林を形成しています。この豊かな樹林を背景にして、蓬莱島を浮かべる霞ヶ池は、奥行きと広がりを感じさせ、静寂で深遠な庭園空間を構成しています。また、旧加賀八家本多町下屋屋敷跡に位置する庭園は、本多家ゆかりの松風閣が移築され、かつて辰巳用水から霞ヶ関に導水されていた水路跡を遺すなど、旧加賀八家筆頭本多家の威光を今に伝えています。
元和元年(1615)、本多政重が3代藩主利常から現在地の周辺一帯約10万坪を与えられ、下屋敷地として本多家家臣団が居住する区域となりました。本多家2代政長は茶人の金森宗和と親交があり、宗和の子方氏が寛永2年(1625)宗和の代人として加賀藩に仕えたことから、その指導を受けて作庭したものと推定されます。明治19年(1886)に元本多家上屋敷から移築された旧広坂御広式御対面所が、明治40年(1907)現在地に再移築された際に「松風閣」と改称され、庭園も松風閣庭園と呼ばれるようになりました。昭和43年(1968)、北陸放送会館が竣工し、松風閣に増築するかたちで高台荘が完成しましたが、その際に庭園の曲水、護岸の一部が改修され今日に至っています。
松風閣庭園は作庭当初の雰囲気を色濃く残す武家庭園の遺構であり、市内に類例のない旧加賀八家ゆかりの庭園として兼六園、成巽閣庭園、西田家庭園とともに各武士階層の庭園を代表するものとして極めて重要です。(金沢市ホームページより引用
)
しっかり苔が管理されている、金沢でも指折りの美しい庭園です。
松風閣を望む。『旧広坂御広式御対面所』という格式高い建物だったそうです。
庭と建物がしっかり調和しています。
ローアングルで。木の太い根と古い灯篭がなんとも日本らしい風情があります。
右に見えるのは陶芸工房です。
松風閣前の庭です。白い砂利は波紋を描けば立派な石庭にもなりそうですね。
松風閣庭園の中央にあるのは霞が池です。霞が池といえば兼六園ですが、実は金沢には2つ霞が池が存在するんですね。(以前にも書いたような・・・)
さて、前回の続きといえば続きですが、兼六園散歩です。いつもはまちあるきですが、今回は庭あるきです。
まずはこれ!一枚目から偶然の一枚。アオサギが岩の上にいてなんとも格好良かったです!
このアオサギはよく兼六園の霞が池や瓢池に現れ、観光客を驚かせてます。
私も遭遇したのは3回目(^_^;)
調べてみると5年以上前から生息してるとか?詳しくはわかりませんが…
特に私が撮ってた時は、中国人?の観光客が大変驚いてました。すかさずパシャっと撮ってました(^ ^)
こちらは霞が池の下にある瓢池です。
瓢池の水位も低下してました。霞が池の水が抜かれていた影響でしょうか?(昨日から霞が池に水が再び戻ってきました)
苔の絨毯!!美しかった…中心部でここまで管理されているのがさすがです。奥に見えるのは昔のラジオ塔です。
兼六園隣の金沢神社の鳥居
この連続した鳥居は結構好きです。でもなかなか上手く撮れません(^_^;)
久しぶりにカメラ持って金沢を街歩きしてきました。
工事の様子なども順次載せていきます。
まずは、『今しか見れない兼六園』です。
兼六園は、見ようと思えばいつでも見に行けますが、兼六園霞が池で今しか見れない光景があります!
それが・・・
霞が池の水が(少)ない!
というのも、水を抜くのも十数年ぶりのことだそうです。霞が池の水を抜いての堆積土砂の撤去と護岸改修を兼ねているそうです。
徽軫灯籠(ことじとうろう)周辺もかなり水位が下がり、微妙に水の跡がついているのが分かります。
こちらが新しい護岸です。37年ぶりに新しいものに取り替えられました。
唐崎松のところも水位が下がりいつもじゃ見れない光景となってます。
霞が池の南側から。蓬莱島がほぼ陸続きですね。
水が水たまり程度ですね。
この工事は8月初旬まで続きます。後に瓢池でも水が抜かれるようです。
今日、兼六園を歩いていたら近くにいた数人の観光客が『噴水はどっちいけばええんや?』と話していたので、『噴水は霞が池との高低差を利用したサイフォンの原理を利用したものなので、今は霞が池の水位が極めて少ないので噴水は上がってませんよ。』と教えてあげられなかったことが少し後悔です。…というかここまで説明したらドン引き??(笑)
ちなみに今しか見れない兼六園については過去にタカジさんも撮られてました(^ ^)
タカジさんの『金沢より つぶやきLOG』