今回の坂シリーズは美術の小径です!
美術の小径は過去に一度、本多町を取り上げた時にチラッと書きました。(詳しくは
こちら )
美術の小径は本多町と出羽町を結ぶ坂(階段)で、本多の森の上下を繋ぐ重要な坂となってます。
江戸時代には本多の森一帯は加賀藩家老の本多家の屋敷があり、県立歴史博物館のある場所(遺構は少ない)や現在もある松風閣が名残と言った感じですね。美術の小径は上屋敷と下屋敷を結ぶ本多家の坂だったんですね。
上から見上げて見ました。森の中の階段ですが、実は金沢市中心部にあるというギャップが面白いですね。
シダ科の植物が生えており、山奥に来たようです。
隣には辰巳用水の分水が流れてます。この水は柿木畠で鞍月用水と合流しますね。
辰巳用水の轟音は好きですね~。ちなみに「本多の森の蝉時雨」は日本の音100景?にも登録されてます。蝉時雨と滝の轟音は夏に聴くと癒されますね。
最後に上からの1枚。今までは金沢の坂と言っても藩政期から農民や庶民に親しまれている坂を紹介しましたが、今回は本多家の武士に親しまれた坂を紹介しました。
本当に金沢の坂っていいな。
この写真は「金沢まちゲーションphotoギャラリー」で詳しく見れるので是非ご覧下さい。(左サイドバーにリンクあり)
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- 2012/11/01(木) 21:18:53|
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馬坂不動尊から離れ、階段を上がります。

というか、全長100m程度の坂でブログ記事3回分の内容がある事に驚きですねσ(^_^;)(笑)

階段では無くなり、なだらかな坂道になりました。

卯辰山方面を望む。手前の住宅地は古くは江戸期から栄えてた扇町です。

その名のとおり、町の形が扇形という町なんですよ。

屋根の瓦は黒瓦です。江戸時代からの加賀藩の黒瓦がこの地域に色濃く残っているようです。

また階段を登ると…

歴史のみちしるべ発見!馬坂の説明が書かれてます。

遠くは内灘や日本海まで一望できます。

そしてこの坂を登れば小立野へと通じます。

金沢の坂は台地と平野の主要な通行路だったため、歴史ある坂が沢山残ってます。

時々すれ違う人と人との交流の場でもあり、眺望が美しい休憩の場でもある事が分かりました。

坂というと疲れるというイメージがありますが、森に囲まれていたり眺望が美しい金沢の坂は登っていても疲れない気がしました。

最後に…馬坂周辺で発見しました

松本薫選手ロンドンオリンピック金メダルおめでとうございます!

かなり前の話ですがパレード行きたかったです(^^)
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- 2012/10/28(日) 17:00:48|
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前回の続きです。

例の小屋の正体は、「馬坂不動尊」です。小屋なんて言ってしまってごめんなさい…

なんと!馬坂不動尊には湧水があると言うことで、入ってみると…(実は下調べをしていたのでペットボトル持参して行きました(^_^))

龍の頭がありました。ここから水が出ていますが…

この桶に届かないくらい「チョロチョロ…」せっかくペットボトル持参しましたが水をいれていると日が暮れそうなので止めました。

調べると、かつてはそこそこ流れていたそうですが、ここ最近水の量がへってきているようで最近は出ない日もあったそうです。

貴重な湧水を守りたいですね!

岩に張り付く苔が素敵でした。

次回へ続く…
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- 2012/10/27(土) 17:00:39|
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今回は、前回の木曽坂に引き続き、馬坂を歩きます。

馬坂はこの辺りです。

近くには金沢大学付属病院や金沢大学医学部宝町キャンパスがあります。

由来は、かつて農民が馬を引いて登ったことが由来だそうです。

住宅地に突如現れます。

階段と坂道がついている坂です。くねくねと曲がっているのが特徴的です。

見下ろしてみました。ここは急勾配ですね。

もう一つの特徴は「金沢を一望できる見晴らしの良い坂」と言うことでしょうか。

さらに登ると中腹あたりに小屋があります。この小屋は一体何なのか⁉

次回へ続く!
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- 2012/10/26(金) 17:00:24|
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今回は木曽坂です!

同時に、木曽谷も撮ってきましたが、木曽谷についてはまた今度書くことにします。

場所はこの辺りです。右側のピンは馬坂なので結構近い距離にあったりします。
突如現れる木曽坂。由来はこの辺りは幽邃なので、木曽(長野~岐阜)に似ているということでこの名前になりました。

森に吸い込まれそうになります。そして何かのパワーを感じます!

坂を登るとこれまた景色が綺麗!金沢って本当に良い街ですね~(^_^)大好きです!

木曽坂の傍らには藩政期の石垣も残っていたりするので、行ってみまっし~!
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- 2012/10/20(土) 13:32:59|
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秋といえばスポーツ・運動の秋!そこで金沢の坂を紹介。

今回は八坂を歩きたいと思います。
場所は

兼六園の裏の兼六坂(尻垂坂)という坂の一角にあります。

由来は、かつて付近に木こりが通う八つの坂があったから八坂と呼ばれるようになったそうです。

比較的整備された坂で階段と車道があります。隣にはお寺もあり、風情漂います。

もう少し階段を登ると景色も綺麗です。奥の山は卯辰山かな?

反対に、階段を下ると金沢市の「こまちなみ保存区域」の横山町や天神町あたりへ行けますよ(^^)

横山町や天神町は昔の街並みとともにクランクのある城下町の区画を色濃く残してますよ。
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- 2012/10/13(土) 20:48:04|
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今日は宝泉寺からの景色で金沢をジオラマ風にしてみました。

梅の橋をジオラマ化!こんなジオラマ欲しいなぁσ(^_^;)梅の橋に人がいたらもっと良かったです。

金沢、東山の町家をジオラマ化!奥のビル群が霞んで見えます(^^)

金沢城をジオラマ化!

浅野川大橋あたりをジオラマ化!

以上です。見てくださった方ありがとうございます。
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- 2012/08/31(金) 20:53:47|
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さてさて、第二弾は、反対側の眺望も見て見ます。

町家の奥に高層ビル群…まさに新旧が融合する金沢を象徴するようなアングルです。

梅の橋を眼下に。梅の橋は
「舞妓haaaan!」にも登場しましたね。

こちらは内灘方面です。サンセットブリッジ内灘や風力発電の風車が見えます。

東金沢駅方面です。こちらは北陸新幹線の線路がコンクリートジャングルのように高い壁を作り金沢駅へ繋がってます。架線柱も見えます。

まだまだ夏&残暑が続きますね。
次回へ続く!
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- 2012/08/30(木) 19:41:55|
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さて、子来坂と宝泉寺と言ってもパッとしませんよね。

実は当ブログのこの写真!実は宝泉寺からの写真なんです(^^)

場所はひがし茶屋街を通り抜け、宇多須神社の奥を進んでいくと…

子来坂に辿り着きます!

「子来坂」は子供達が卯辰山へこの坂を使い登ったことが由来だそうですが…

実はこの坂にくる前に5km以上歩いてたんですが、この急勾配は私にトドメを刺すようでしたσ(^_^;)

しかし、急勾配の坂の真ん中に階段がついている!珍しくて、急勾配ながら歩行者に優しい坂です。
まるで優しい不良に出会ったかのように…(例えが悪すぎますねσ(^_^;))→これは無しとして…

宝泉寺へ行き、さらに階段を登れば到着です!
※あまりに疲れたため、宝泉寺の写真は一枚も撮ってませんでした。

山側方面。下には浅野川と天神橋が見えますね。

海側方面。こちらは金沢市中心部です。

大きな建物は金沢大学医学部&金大付属病院です。金沢が河岸段丘ということがよくわかります。
次回へ続く!
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- 2012/08/29(水) 21:07:49|
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今回は寺町寺院群に近い、私のお気に入りの坂、「蛤坂」です。

蛤坂は片町側から犀川大橋を渡ると、左手にある坂です。ここからの景観と歴史的建造物が美しいんです。

寺町側から下っていくと、まず、犀川を眺望できます。金沢は市内に犀川と浅野川が流れており、河岸段丘を形成しているので、坂道や眺望ポイントが多いです。

こちらは、おそらく金沢で最大級の木造建築「山錦楼」です。料亭です。

このアングルは趣があって好きですねぇ。大正11年(1922)建築で、3階部分は後に増築された部分だそうです。

下からのアングル。これはかなり迫力あるものです。

寺町方面。かつては犀川沿いに料亭が沢山あったようです。その中でも一際目立っていたと考えられますね。

寺喜屋前から犀川眺望。蛤坂が好きな点のひとつはやっぱりこの眺望。こちらは犀川大橋からほんの少し登っただけですが、遠くまで見渡せる事ができます。

一つ気になったのは電柱。電柱と電線がせっかくの景観を損ねているので早く無電柱化されるといいなと思います。

先ほど紹介した山錦楼は犀川べりからみると蛤坂から見た時と階数が違うんですよ。

それはご自分の目でお確かめあれ~(^^)
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- 2012/07/29(日) 21:42:12|
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